うずこの避妊手術で悩みます
うずこの発情が先週あたりにようやく終わりました。
終ると何事もなかったかのように、いつもの無口なうずこに戻るのですが、発情中は昼夜を問わず大声で鳴きわめくものですから、のどはガラガラ、体力も失って見ているだけで気の毒な状態です。
同居猫のさびこも面倒なのかあまり近寄りませんし、飼い主も夜通し鳴かれるため1週間以上寝不足になることも。私は耳栓を付けて寝ることもありましたが、妻は「発情中で普通の状態でないうずこの身に(転落など)何かあっったときに、音が聞こえなかったら大変」という理由で耳栓なしで寝ています。
幸い今回の発情は期間が比較的短かったこと、発情中にしては鳴く回数も少なく、食欲もあまり落ちなかったため、終了後のげっそりした顔やボサボサの毛並みということはありませんでした。
うずこも推定1歳半。もちろん避妊手術ができる年齢にはとっくに達しています。
しかし彼女を保護したときに見つかった、肺に発生しているであろう原因不明の病が元で、かかりつけの獣医も手術を勧めません。拾ったときに呼吸がおかしいということでレントゲンを2回も撮って調べてもらったのですが、結局「空気の固まりのようなものが、肺を圧迫しているために呼吸がしにくくなっている」のではないか、という結論でした。
確かに激しく遊んだときや鳥などを見て興奮したときには今でも時々「ぜぇ、ぜぇ」とかすれたような、荒い息遣いになります。ただ、そうはいっても毎日さびこと激しくスパーリング(とっくみあい)をこなし、階段を転がるように下りたり駆け上がったりを全力で繰り返してもまったくもって元気そのもの。
獣医にそのことを話しても「原因不明の症状だから、リスクがゼロではない。麻酔をかけたときに体や呼吸に負担がかかり、麻酔が切れた後でも目覚めなかったら…」といった説明でした。
「手術をやるからには全力でやりますが、そういうリスクも十分あるということです。そのリスクを冒すよりは、毎回発情で大変だろうけれども、手術をしないでそのままにしておく選択肢もあるのでは?」
そう言われると、こちらとしても「う~ん、どうしよう」と唸ってしまうわけです。
妻とも何回も話しましたが、結論は出ずじまい。
レントゲンを度々撮るのも、それこそうずこのストレスや負担になりそうですし。手術を受けさせて辛い発情期から逃れさせてあげたい気持ちと、もし手術を受けさせて麻酔から覚めずに冷たくなって帰ってきたらどうしよう…とか、もう、考え過ぎて訳が分からなくなってしまいます。
夕方私が自宅に帰ってくると、一目散に走ってのどを鳴らしながら玄関で出迎えてくれるうずこがいなくなったり、障害を持ってしまったりしたら一生悔やむだろうなぁと考えると、なかなか簡単には結論を出せません。
うずこを見るたびに思い悩んでしまうこの頃の私でした。
皆さんならどうしますか?
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