えっ!? さびこがまさかの世界デビュー?
日本だけでなく、海外にもさび猫ファンがいるみたいです。
英吾ではさび猫のことを「Tortoiseshell Cat(トータスシェル・キャット)」といいます。
訳すると「べっ甲猫」となるのですが、これはさび猫の被毛の色や模様がべっ甲の甲羅に似ていることからついた名前です。
さび(錆び)猫も悪くはないのですが、この場合は英語の方がより分かりやすい例えのような気がします。もちろん「ぞうきん猫」よりはよっぽどマシですよね。
あ、ちなみにトータスシェルキャットではちと長い、ということで、一般的には「Tortie(トーティー)」と呼びます。
そんなトーティーのことを調べたくて、何となくネットサーフィンをしていたある日、とある英語サイトを見つけました。
「Tortie Catz」という、さび猫好きのためのサイトです。
ホームページのアドレスを見ると、最後の国名が「uk」、つまりイギリスになっていました。なるほど、イギリスのさび猫専用サイトというわけです。
ツイッターでも情報を発信しており、あちこちのさび猫オーナーから寄せられた様々な毛色や不思議な柄をしたさび猫たちの可愛い画像がたくさん掲載されており、ついついにやにやしながら見入ってしまいました。
サイトに書いてある内容もさび猫に関することばかりですし、英語サイトとはいえそれほど難しい内容でもないので、あちこちサイト内を散策しておりました。
すると別窓が開いて「あなたもこのクラブに無料で参加しませんか?」と呼びかけます。
いつものエロサイトの「おめでとうございます!あなたは登録されましたぁ~!」という感じの怪しげなものでもなかったため、ためしに「Tortie Catz」に入会してみました。もちろん無料です。
入会後にはメールが送られてきまして、「当クラブはツイッターで皆さんのさび猫の画像を紹介しています。良かったらあなたのさび猫の写真を送ってみませんか?」との問いかけが。
調子に乗った私は、お気に入りのさびこの画像を早速送ってみました。それが今からちょうど2ヶ月ほど前、1月下旬のことでした。
あれから2か月間、クラブからは全く何の連絡もなく、時々チェックしてみたツイッターにもさびこの画像は登場することはさっぱりありませんでした…。
「何だよ、結局イギリス人もオージー(オーストラリア人)と一緒かよ~。まぁ、オージーの出所はイギリスメインだから、忘れっぽい、動きがのろい、やる気がないのも同じかぁ」と、最初は腹も立っていたのですが、だんだんどうでも良くなり、終いには頭の中から完全に消えてしまう、といったオーストラリアで散々経験したパターンを踏襲しかけておりました。
すると昨日の春分の日のこと。突然クラブの担当者のマイケルからメールがあり、こんなことを言ってきたのです。
「さびこの写真を送って頂きまして、誠にありがとうございました。とってもきれいなさび猫ですね。あなたも我々のニュースレター内で「Tortie of the Month(トーティー・オブ・ザ・マンス)」をご覧になったことがあるかもしれませんが、4月の特集でさびこを取り上げたいと思いますが、いかがでしょうか?」
「他の画像があれば送って頂きたいのと、さびこのより詳しい情報や、これまでのストーリーを教えて頂けると幸いです」
とのことでした。
ほ~っ、さびこが「今月のさび猫」に選ばれたんですか。まぁ、確かに私が里親サイトで探しに探し回って、ようやく見つけた瞬間、一目ぼれしたさび猫ですから、もちろん可愛いのは分かってはいるのですが。(笑)
多分、日本人メンバーが私だけだったので、珍しいのと気を使ったのとでさびこに白羽の矢が立ったのでしょう。
いずれにしても、来月さびこがイギリスのさび猫専門サイトに取り上げられることになりました。英語サイトですから、このブログなんかよりも読者数、影響力はより大きいものになるのではないかと。
いやー、さびこさん、ついに世界デビューの日がやってまいりましたー。
来月、どんな結果になっているか、またご報告させて頂きます。
ご期待下さい!
【ちっ、「今月のうず猫」特集はねーのかよ!】
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