うずこ絶賛発情中!
うずこが発情してからもう5日目になります。
波はあるものの、相変わらず思い出したように大声でがなりながら家の中を徘徊しております。ただし今回は以前の発情と比べて、少々軽いといいますか、一日中がなり続けるといったことがないように感じられます。
私が鳴き声に慣れたせいなのか、それとも本当に静かなのかは分かりませんが、今回は耳栓をして寝るということが1度しかありません。幸い夜通し泣き続けることがないようです。
その代わりといっては何ですが、今回はやたら人に絡むのが特徴です。
いつもはほぼ私を追い回しているうずこですが、発情期だけはなぜかカミさんに猛アタック。
仕事から帰ってきた妻に襲いかかるように抱っこをせがみます。ご飯を食べ始めれば寄って行き、その場でまた抱っこをおねだり。お蔭で妻は左手で棒のように伸び切って抱き着くうずこを抱え、右手1本でご飯を食べなければなりません。
そして今回の発情で最も面白い特徴なのが、「肩乗り」です。
文字通り人の肩に乗ってしがみつくのですが、これがうずこ流の流儀がありまして。
まずキッチン台から、向かいにある冷蔵庫まで大ジャンプを敢行。
高さ2mほどの冷蔵庫のてっぺんに乗り、そこから自分を撫でている人の腕を伝って、肩に乗るという技を編み出したのです。なぜそんな面倒なことをやりたいのかは、うずこにしか分かりません。
私がかなりの距離を歩いて移動しても、腕を振ったりしても、彼女は落ちるまいと必死に張り付いております。猫のバランス感覚って、本当にすごいんだなぁと妙に感心したりも。
思い返せば一昨年の12月、まだ子猫だったうずこを拾ったときも肩や背中によじ登っておりました。
あの頃は推定3ケ月とまだ小さかった(約1.5kg)ので何ともなかったのですが、その後我が家に来てぐんぐん成長した彼女(約3.5㎏)を肩に乗せると、ずっしりとしていて長時間はとても耐えられません。最近、肩こりがひどくなったように感じるのは、きっとうずこのせいに違いない。
「今度飼う猫は、肩乗り猫になって欲しいなぁ~」と思っていたのですが、いざそれが現実のものとなると、結構つらいということが身に染みて分かった次第です。(汗)
ちなみに、さびこは全く空中戦(肩乗り)には興味がありません。
肩乗りの他にも、人のみぞおちに乗って呼吸困難にしてくれたりもします。
本人は恐らく体中がビリビリしびれているんでしょう。とにかく人やモノに身体をこすりつけていないと耐えられない状態です。触ってみると発情中のうずこの身体はいつもよりかなり体温が高いように感じられます。
自然の摂理とはいえ、毎回毎回こんなつらい思いをさせるのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。呼吸器系の心配さえなければ、すぐにでも避妊手術を受けさせたいとは思っているのですが。
いずれにしても、発情明けには再度獣医さんに相談してみるつもりです。
今回はそれほど食欲が落ちることもなく、想定したよりもしっかりご飯を食べてくれるうずこです。ただ、お姉ちゃんのさびことは「食後ハイ」の取っ組み合いをすることがなくなりました。いつもなら食べた直後から2人して階段をドタドタ走り回ってスパーリングを始めるんですが。
うずこがいつもと違うことはもちろんさびこにも分かっています。
どうしてもアピールが激しいうずこの方に目が行きがちなのですが、こういうときこそさびこのケアが大切です。
ただでさえ遠慮がちな、まさしく日本人のような忖度猫のさびこですから、自分からおもちゃを持ってきたり、「遊んでくれ~」と激しくアピールすることはほとんどありません。
階段の上からじっと飼い主とうずこのやりとりを見つめていることが多いです。
先日は小さい和室で太陽の光を浴びながら、ひとりぽつんと座っているさびこを見つけて「すまないねぇ、お姉ちゃん」と頭を撫でてあげました。
うずこの発情もあと数日で終わるはず。
そうすればまたうずことさびこの取っ組み合いが見られることでしょう。頑張れうずこ、そしてもう少し辛抱してね、お姉ちゃん。
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