私の主張中に、うずこが変になった件

先日、早朝から福岡まで出張に行ってきました。



まだ暗い朝の4時から起きて支度をして出かけたのですが、私が出かけた後からうずこが変になったというのです。



いつもより数時間早い出発に、さびこも含めて2匹の猫は確かに怪訝そうな顔はしていました。「オジサン、今日は出かける時間が早くないか?」みたいな。



朝一の飛行機に乗らねばならず、猫たちの朝ごはんも早目にあげて、そそくさと家を後にしました。


妻からの報告によると、私が出かけた後、うずこはしばらく鳴いていたそうです。その後も情緒不安定で、寝る時間になっても自分のベッドに入らず、夜中まで家中をウロウロしながら鳴き続けていたそうで。発情はこないだ終わったはずですが、それに似たような悲しげな声で鳴いていたとのこと。


確かに私に懐いてくれているとはいえ、いつも強気で怖いものなしのうずこが、そんなしおらしい態度になるとは想像していませんでしたから、少々驚きました。


食べる量にも変化があったようで、ヤケ食いなのか知りませんが、心配になるくらいいつもよりもかなり多い量のご飯を食べていたそうです。


たった1泊私が家を空けただけで、猫ってこんなに心配するもんなんですねぇ。ちょっと意外でした。一方、お姉ちゃんのさびこの方は相変わらずのマイペースだったそうで、「あ、ご飯係のオジサン、今日はいないのね」くらいの感じだったそうな。



猫って本当に個体差というか、性格の違いが大きいですよね。ビビリだけどマイペースで穏やかなさびこと、強気で物おじしないが、実はとても寂しがり屋で、もろい一面もあったうずこです。



独りよがりな解釈をすると、子供の頃に真冬の道端で拾ってもらった恩義をいまだに忘れることなく、うずこは私に厚い信頼を寄せてくれている、といったところでしょうか。だから私が一晩でも帰ってこないと「うずこ、捨てられたの?また一人にされるの?」と、少々パニックになったのかもしれません。



実際は妻が仕事を休んで、その日は2匹のニャンズのお世話をしてくれていたはずなんですが・・・。あまりにも露骨なうずこの態度の変化に、妻も心配するやら、呆れるやら。

もちろんさびこも家にいたんですけどねぇ。



出張から戻ると大喜びするかと思いきや、相変わらずのおでこゴッツン、顔に軽~い猫パンチでのお出迎え。

さびことひと暴れし、おもちゃでたっぷり遊んだ後は、気が付くと自分の猫用ベッドに入ってすやすや寝入っておりました。少しは安心したんでしょうかね。



今回の短い出張の間に、うずこの意外な一面を知ることができました。と同時に、今後私が出かけると、またうずこが変になってしまうのでは・・・と、ちょっと不安にも。



私は私でニャンズがちゃんとご飯を食べているのかとか、寒がっていないかとかいろいろ心配になりました。



あ~っ、こうして猫の飼い主は旅行に出かけられなくなるのねぇ~。





うずうずサビサビ

焼きのり大好き、掃除機大嫌いのビビリなお姉ちゃん猫さびこと、 天然酵母パンが大好き、怖いもの知らずの妹猫うずこ。 我が家の2匹のニャンズのまったりお気楽日記です。

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